損害保険業務というと、聞こえはいいかもしれない。世間体としては、世の中にはいつでもなくてはならない仕組みであり、インフラといってもいいような一面は大きいだろう。

個人でも、そこで働いているだけで、幾分か信用はつくものであり、収入も高い部類には入る。

私の会社は業界でもシェアは高いとはいえず、昨今の情勢を見ても、待遇が良い方ではないとはいえ、入社時から額面の年収は500万円を切ったことはない。

さて、私の仕事において直面する問題を見るとき、自分の立ち位置をきちんと理解することは非常に重要だ。

保険という言葉には、大学時代から、自身の病気による入院、ゼミでの研究において非常に深く関わってきた。これまでに一番発した、見た単語はこの保険という言葉だろう。

しかしこの保険、ひいては損害保険の業務にあたって、軽く考えてみたくらいでは、やりがいや楽しさということはおそらくそう思いつくものではない。皆が思い描くように、保険には、ワクワクドキドキするような楽しさはないといってもいいだろう。

自分の仕事はそれでも、お金のために、家族のためにという想いだけでこれまでやってきた。それが切ないけれど本当なのだと思う。少し見方を変えれば、それでもやってこれたのはひとえに優しい会社で、周りの人の支えがあったとも言える。大手ともなれば、この厳しさはさらにきついものになるのだろうとも思う。

本題に入ると、自分が思いついた楽しい点は、浅い地点では下記の通りだ。

・被害者や契約者の要求を言語化して共有するとき

・人の気持ちや、行動を変化させるとき

・同僚や代理店とも仕事を割り切って、終わりはないけれど、終わりを作る時

・勝ち負けはないため、あえて勝負せず、利を得るとき

勝負をする時点で、誰かに恨まれるなどのリスクがあり、勝負をする前に相手から降参すると言わせた方が良いに決まっている。

・リアルを追求して調査するとき

・人に評価されるとき

代理店や被害者に頼りにされるとき、信頼を積んだときがこれにあたる。

・全ての悩みが対人関係の悩みであれば、大概の喜びも対人関係の喜びになるのだろうか?肉体的な喜び、生の喜びは違うと思われるが。

・自分には能力があると思えること

・お金の知識について、より専門的な要素でアドバイスできたとき。

・より相手型から多くのお金を巻き上げたとき

・感情ではなく、相手の持っているものを純粋に奪えたとき

誠意だのという相手にたいして、お金を巻き上げるような対応ができれば痛快だ。

・給料をもらったとき

・一番大事にしていることは、ストレスを溜めずに家に帰ること

・金銭現物主義として、お金の大事さをわからせること

保健の大事さをわからせること・お金を至上主義にすること

 

自分の価値観、流儀を伝えたい。